大切なペットが1日でも長く健康で充実した毎日を過ごすためには、病気になる前の「予防」や、「早期発見・早期治療」が大切なポイントとなります。
当院では、愛するペットの健康状態をチェックする「ペットドック(定期健診)」を行い、ペットの健康をサポートしています。
ペットドックのメリット
加齢による変化をいち早くキャッチする
ペットは人間よりも約4倍もの速さで歳を取るといわれています。
そのためほんの1年でも身体の状態が変化することがあるので注意が必要です。
定期的なペットドックを受けていれば、身体からのサインにいち早く気付くことができます。
早期発見・早期治療が可能になる
定期的なペットドックを受けていれば、病変が小さなうちに発見でき、早期に治療することが可能になります。発見が遅れれば遅れるほど、治療の選択肢が狭まり、ペットにも負担がかかりますので、その点でもペットドックは有効な予防手段となります。
増加する肥満の予防にも有効
近年、ペットの肥満が健康問題に大きな悪影響を及ぼしています。肥満を放置しておくと、人間同様に心臓病、糖尿病といった生活習慣病を患うリスクが大きくなります。
ペットドックを受けていると、ペットの身体状況が把握でき、肥満傾向があれば食事や運動を見直すキッカケになります。
ペットドックの受診の目安
ワンちゃん、ネコちゃんともに年に一度の受診が望ましいといえます。
高齢になるとさらにペットドックの必要性が高くなりますので、ワンちゃん、ネコちゃんともに12~13歳(大型犬は10歳)頃からは、半年に一度の受診がおすすめです。
主な検査内容
問診 | 現在のペットの体調や、食事の内容、過去の病歴などを伺います。 |
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身体検査 | 診察台にて、視診、触診、聴診などでペットの全身状態をチェックします。 |
尿検査 | 尿の状態によって、腎臓病や肝臓病、糖尿病、膀胱の異常などを調べます。 |
便検査 | 腸内の出血や炎症、腸内細菌の状態、寄生虫の有無をチェックします。 |
血液一般検査 | 血液を採取し、体内の炎症や貧血、血小板の異常などを調べます。 |
血液生化学検査 | 採取した血液の生化学物質の数値から、腎臓病、肝臓病、糖尿病、内分泌疾患などの病気があるか調べます。 |
レントゲン検査 | 胸部と腹部をレントゲン撮影し、灰、心臓、肝臓、腎臓などの形や大きさに異常がないかどうか調べます。また腫瘍の有無も分かります。 |
超音波検査 | 超音波(エコー)によって、臓器内部の構造や動き方を調べます。腫瘍の有無も分かります。 |
ペットドックのコース内容
当院のペットドックは、AコースからCコースまで3種類のコースをご用意しております。
それらに加え、必要やご希望に応じてオプションの検査も行います。
Aコース 10,000円(税別) | 問診・身体検査・尿検査・便検査・血液検査(血球・生化学・血液電解質) |
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Bコース 15,000円(税別) | Aコースにレントゲン検査(胸部・腹部)が追加されます。 |
Cコース 20,000円(税別) | Bコースにエコー検査(胸部・腹部)が追加されます。 |
オプション検査
上記のコースにオプションで追加できる検査です。
飼い主様からのご要望に加え、必要性がある場合は医師からおすすめいたします。
犬フィラリア検査 | 1,500円 |
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猫ウイルス検査(エイズ・白血病) | 4,000円 |
甲状腺機能検査 | 犬 6,000円・猫 3,500円 |
※上記は税別の料金になっております。